2007年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2007年11月

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生きていた人形

『Village of the Giants』とカップリングで収録されている
同じくバート・I・ゴードンの『生きていた人形』をついでに観る。

次は何を巨大化させるのかと思いきや、
今回は逆に人間がちっちゃくなっちゃう縮小タイプ。

孤独な老人形師が偶然、生物を小さくする装置を発明。
秘書や郵便配達員、取引先の営業マンなどを小さくして
寂しさを紛らわす為コレクションする。

1958年作なので『Village of the Giants』の7、8年前の作品。
やはり音楽を筆頭とする風俗がずいぶん違う。

バート・I・ゴードンも初期作ということで気合が入っているのか、
人を小さく見せるための美術装置なんかもまあ一見の価値はある

哀切漂う人形師の孤独を軸としたストーリーも中々新鮮。
『Village of the Giants』と並べてみると一層際立つ。


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Village of the Giants

一応デスプルーフ関連作品ということで、
バート・I・ゴードン『Village of the Giants』を北米盤で観る。

デスプルーフ冒頭で流れるジャック・ニッチェのテーマ曲の元ネタ映画。

何でも巨大化させてしまうミスターBIGことバート・I・ゴードンの1965年作。
今回巨大化するのはたまたま村に遊びにきていた無軌道な若者のグループ。

天才少年ジーニアスが偶然作った巨大化薬を奪い取り、
グループ内で「チキンじゃないなら飲んでみろ」的な押し問答になり、
「じゃあみんなで飲もうぜ、そうすりゃみんなチキンじゃねえじゃん」
といういかにも頭の悪い着地を見せ、案の定みんな巨大化し悪事を働く。
まあなんということのないお話といえばそれまで。

ジャック・ニッチェのテーマ曲はもちろん音楽は全般的にカッコ良い。
この映画、歌って踊っているか巨大化しているかだけで出来ている。
それはそれで楽しい。

今まで観たバート・I・ゴードンの巨大化映画の中で実は一番好きかも。

ちなみに天才少年ジーニアスは子役時代のロン・ハワード、
無軌道な若者のリーダー格でボー・ブリッジスが出演していた。
だから何だとも言えるが。



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混血児リカ ひとりゆくさすらい旅

中平康『混血児リカ ひとりゆくさすらい旅』を北米盤で観る。

今回は神奈川県を離れピンチに陥っている親友、花子(黒人のハーフ)を
助けるため単身青森へと旅立つ。しかし道中、謎の刺客に度々襲われるリカ。
そして青森の地へ辿り着くと相次いで殺人事件に巻き込まれ、
被害者の関連性を探るうちに数日前に起こった東北丸沈没事件の裏に
様々な組織の陰謀が渦巻いていることを突き止める。

前作は、好意的に観て辛うじて悪くないかなという感想だったけれど
今回はなんだかわからないハチャメチャぷリが結構スゴい。
果たしてそれは制作側の試みが成功しているということでは必ずしもないが
「エクスプロイテーション」という言葉がしっくり来る作品。気に入った。

とにかく冒頭10分弱で5人ほどバタバタ死んでいき
その後も生首あり崖落ち多数マシンガンによる虐殺ありと
その勢いはとどまることを知らない。
もちろん血の量も全作同様夥しい。

また、謎のリカサポーター峰岸隆之介登場シーンの効果音が
いちいちうるさいのもなんとも珍妙でクセになる。

そしてなんと言っても前作でも不思議な魅力を放ったリカだが
今回もやはり最初は、ああ不細工だなあ、と思ってしまうけれど
だんだん可愛いところばかりに目が行き、
その奇行を許せてしまうようになるから人間わからない。

大乱闘中に何を思ったか突然ステージに立ち歌い出すリカも魅力だが、
今回の決定版フェイバリットリカは、
病院のベッドで事件の顛末を訥々と話す花子(黒人とのハーフ)に、
牛乳を注いでやりゆで卵を剥いてやりアイスを食べさすリカ。
ちょっとギャグとしか思えないかいがいしいリカが堪能出来る。

うーん、なんだろうこれ。
変な映画。

| 映画 | 22:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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トラック野郎 故郷特急便

とうとう全部観終わり、なんだか虚脱感。
シリーズ最終作、鈴木則文『トラック野郎 故郷特急便』を観る。

作っている側はこれで最後、と思っていたか定かではないが
最後を締めくくるには過不足のない出来で満足。
相変わらずジョナサンのエピソードは良いお話だし。
シリーズ中の大傑作という訳にはいかなかったが。

しかし今回の森下愛子はシリーズ中一、二を争う可愛らしさ。
とても良い。


70年代の終わりとともに最後を迎えたこのシリーズ。
ジョナサンのトラックに描かれた「祝1980年」の文字が感慨深い。

そしてなんだか虚脱感。

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トラック野郎 熱風5000キロ

前作なくなった主題歌が復活!
鈴木則文『トラック野郎 熱風5000キロ』を観る。

今回はなんだかやたらと湿っぽいお話。
いや、べつに全く嫌いじゃないんだけれど湿っぽい話は。
むしろなんなら二、三回、目頭を熱くしてしまったぐらいでね。

ただ今回は桃次郎はほとんど一番星に乗らないし、
おやおや、と思っているうちにラストまで来てしまった印象。
復讐のテロリスト地井武男が橋を爆破したり、
派手な見せ場もあるにはあるんだけれど。

しかしやっぱりラストはあの唄で締めてもらえば文句ないっす。

そして次はとうとうオーラス十作目だ。
ぶるぶる。

| 映画 | 23:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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トラック野郎 一番星北へ帰る

あらら、主題歌なくなっちゃったよ、
鈴木則文『トラック野郎 一番星北へ帰る』を観る。

前回と変わって、冒頭から下ネタ全開でなんだかホッとする。
監督自ら脚本に参加するとこういうことになるんだろうか。
やはり偉大。

そして今回は、無駄にと言っては失礼だが、
唐突に息をのむような美しいショットが現れるので驚く。
桃次郎とジョナサンが風呂に入っているショットとか、
黒沢年男との決闘シーンのラストショットとか。

あと以前登場したのと別のキャラクターで田中邦衛が再登場するが、
このひとはなんだか訳のわからない品の良さがあって、
汚い言葉やキツい言葉を吐いてもヤクザのようにはならない。
なかなか無いユニークな存在であることは確か。

しかしやっぱり主題歌がないのはどうもしっくり来ない。
最初も、最後も。




| 映画 | 02:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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トラック野郎 突撃一番星

引き続き鈴木則文『トラック野郎 突撃一番星』を観る。

今回はのっけからUFOが登場したので破天荒な展開を期待したが
その後はむしろいつもに比べ出鱈目ぶりは控えめに映画はすすむ。

しかしジョナサンとマリーの淡い恋、スミ(樹木希林)の失恋など、
小さなエピソードが秀逸で、全体的にもちょっと良い話。

肝心の川谷拓三と原田美枝子のお話がちょっとピンとこなかった。
歳も離れているしまさかこの二人が今回のカップルだとは思わず。

あと気になったのは今回の主題歌は録り直し?なのか。
いつもと違うように聞こえたのは気のせいか。




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鉄腕バーディー

友達に借りたゆうきまさみの『鉄腕バーディー』1巻から5巻を読む。

『寄生獣』『BLACKBRAIN』などを思い起こす、
言ってみればエイリアンとの共生バディもの。
面白いんだが、バシッと伝わってくるなにかが足りないような気もする。
まあ5巻までなのでまだわからないけれど。

で、いまウィキで見てみたらセルフリメイクであることを知る。
オリジナルは80年代なので『寄生獣』やらよりこちらが先なのか。
へえ。

とりあえず続きを読みたい。

| 漫画・アニメ | 22:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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トラック野郎 男一匹桃次郎

今日はお休みだったので久しぶりのトラック野郎。
鈴木則文『トラック野郎 男一匹桃次郎』を観る。

今回のマドンナは夏目雅子、そして対決相手は子連れ狼セルフパロディで登場の若山富三郎。
他にもばってん荒川、左とんぺいらが楽しい演技で場をさらう。

出鱈目度合いはいつにも増して高く、楽しいのだけれど
なぜか今ひとつ全体的に印象が薄いような気がする。


そして今食べた粉末タイプのレトルトたらこスパゲッティは、
今ひとつ味が薄いような気がするのは100円で2食分入っているからなのか。

やはり安いのはダメなのか。


| 映画 | 21:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Black Sheep

打って変わってニュージーランド発の羊ホラー、
ジョナサン・キング『Black Sheep』を北米盤で観る。

品種改良の結果、凶暴化し人を襲いその肉を食らう
殺人羊が誕生し、またその羊に噛まれウィルスに感染した人間は
殺人羊人間となり人間を襲う。

設定オチかとなめてかかるととんでもない、
しっかりと作ってあるのでかなり楽しめる。
というかかなりの傑作。

シチュエーションはナイト・オブ・ザ・リヴィングデッド、
人体の変貌、兄弟喧嘩っぷりはクローネンバーグの匂いを感じたり。

ロメロ+クローネンバーグ+村上春樹(羊男)といったところ。

冗談とも本気ともつかないユーモアのセンスも良く、小ネタ満載。
突然、羊人間の秘孔を突き割り箸一本で主人公を救う神秘思想かぶれの女や、
狂ったように高笑いしながら羊をひき殺すババアなど
かなり極端なキャラクターたちも非常に魅力的。

やたらキンタマとこチンコとか出てくるのも微笑ましい。

さすがピーター・ジャクソンを輩出した国だけはある。
恐るべしニュージーランド。

| 映画 | 13:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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天の許し給うものすべて

続けて、ダグラス・サーク『天の許し給うものすべて』を観る。

以前も書いた通り、北米盤でずいぶん前に購入し、
結構繰り返し観ていたのだけれど、字幕入りは初めて。

しかし、まあお話自体は単純といえば単純なので、
とくに驚きがあった訳ではないけれどやはり、いい。


一応、今回のサークBOX第一弾を見終えた訳だけれども、
画質が少々落ちる箇所がいくつか見受けられるるものの
それほど問題はなく、そんなことよりやはりサークの作品をこうして
DVDで観ることが出来るようになったということを喜ぶべきだろう。

第二弾の4タイトルも全て外すことの出来ない
傑作ぞろいなので今から非常に楽しみ。

あとはハリウッド以前、デトルフ・ジールク時代の
軽快な作品もBOXで出してくれれば言うことなしなんだけれど、
まあ今回の7作品だけでも相当な贅沢なのだからそこまでは望むまい。




| 映画 | 08:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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僕の彼女はどこ?

昨日に引き続きダグラス・サークが家で
いつでも観ることが出来る幸せに浸る。
『僕の彼女はどこ?』を観る。

以前一度観て大好きだった作品。
今回観てもやはり面白く大好き。
もうなにも考えずにポヤーと観てしまう。

とりあえずそれだけで幸せ。

| 映画 | 01:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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The Candy Snatchers

タランティーノの激賞で再評価、されているのかは微妙だけれど
ガードン・トゥルーブラッド『The Candy Snatchers』を
北米盤DVDで鑑賞。今日はあまりにも暇なので仕事中に。

画質はグラインドハウス仕様ではなく最高画質。

タイトルの通り女子高生キャンディを
身代金目的で誘拐した三人組のお話なんだが、
「とんでもないハチャメチャな内容」と聞いていただけに
ほのぼのした空気で展開するストーリーに
少々拍子抜けしたりもするが、
これはこれで70年代的で
非常に好きな空気なので問題ない。

しかし、無軌道に連鎖する暴力が炸裂していく
ラスト数分にはやはりハチャメチャな空気を感じたり。

バーヴァ『血みどろの入江』を想起する
唐突で呆気に取られるラストもまたいい。


映像特典としてキャンディ役のSusan Sennettと
ジェシー役のTiffany Bollingのインタビューが
収録されているが、劇中可憐な女子高生だった
キャンディも普通のおばちゃんになっていて
ちょっとがっかり。



| 映画 | 15:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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心のともしび

待ちに待ったダグラス・サークDVD-BOXがやっと届いたので、
さっそく『心のともしび』を観てみる。

冒頭のモーターボート暴走シーンだけは観たことがあったが、
全編観るのはこれが初めて。

今回のBOXにも収録されている『天の許し給う全て』は、
輸入盤で何回も観ていたのでこの『心のともしび』は
その姉妹編ということで楽しみにしていた。

もちろん主演はロック・ハドソン、ジェーン・ワイマンのコンビ。
一つの事故をきっかけに、最悪のかたちで出会った男女が、
数奇な運命に導かれて(を乗り越えて?)愛を交わすメロドラマ。
と、とりあえず言っておく。

ラストの手術シーンでショパンの「別れの曲」と
ベートーベンの「歓びの歌」が交錯して流れてくるあたり
自分のような教養のないものにもわかりやすく、
というかあまりにもストレートであけっぴろげな感が
サーク独特のものなのかハリウッドの要請によるものなのか、
たぶんその両方である気もするけれど、
しみじみ良い。

そしてこの映画については
細かく物語云々を書いてもしょうがない。

もうとりあえず観てくれ。

観て、あまり良くない、というなら
友達にはなれないかも知れないけれど。

今BOXに収録のあと2本は観たことはあるのだけれど、
どちらも字幕なしの状態だったので楽しみ。

そして来月には第二弾も!
金はないけれどこればっかりはしょうがない。

| 映画 | 05:50 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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真霊ビデオV ほんとにあった怖い話 恐怖心霊写真館

以前買ったビデオ、清水崇演出の
『真霊ビデオV ほんとにあった怖い話 恐怖心霊写真館』を観る。

色々とホラー映画も観ることが出来るようになり、
小中学生時代の電気をつけっぱなしにしないと寝ることが出来ない
怖がりな自分は過去のものと思っていたけれど、
久しぶりに自分の中のそいつが主張し始めるのを感じた。

そうだった。
「心霊写真はヤバい」
この鉄則を忘れていた。

学校から帰り、母親がパートで家を出ているため
勝手口の鍵を開けて入りTVをつけると、
夕焼けにゃんにゃんがやっていたので
何となく観ていると、その日が心霊写真特集で、
少々ちびるほどビビりまくり、
それ以来、夕ニャンを観ることはなかった
小学生時代を思い出した。


ああこわい。

怖いから内容には触れない。






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続悪名

頭が痛いながらも結局、田中徳三『続悪名』を観始めてしまう。

そうするとやっぱり面白くて最後まで観てしまう。
『悪名』は以前観ていたが、続編は観ていなかったので、
思いがけずさだやんが死んでしまってビックリする。

朝吉は兵隊にとられこの後の展開はどうなるんだろう、
というところで終わってしまったので
仕方なしに『新・悪名』も観始めてみたけれど、
さすがに夜も明け疲れてきたので眠りに落ちた。

しかし浪花千栄子といい中村鴈治郎といい、
なんというか風格のある顔を持った人、
いないよなあ、いまの日本を見回しても。


| 映画 | 10:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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悪名

微妙に体調が優れず早く寝たら夜中起きてしまい、
も一度寝ようかとも思ったが寝付けずDVDに手を伸ばす。
散々悩んだ挙げ句、田中徳三『悪名』を観る。

言わずと知れた勝新と田宮次郎のコンビによる痛快やくざ活劇。
こないだ観たばかりだったけれどやっぱり面白い。

観ながらねてしまえば良いや、程度の気持ちで臨んだけれど
ついつい最後まで漏らさず観きってしまった。

後半は浪花千栄子のド迫力に持ってかれる。


しかし観終わったいま、頭が痛い。

寝よう。


| 映画 | 03:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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痴人の愛

前回同様、買ったが観ていなかったDVD、
ジョン・クロムウェル『痴人の愛』を観る。

全く意識はせず選んだのだけれど、
奇しくも同じサマセット・モーム原作の映画化。

悪女に足下をを絡めとられる優男フィリップの人生模様。
と、簡単に要約してしまっていいのかどうかだが。

悪女を演じるのはベティ・デイビス。
『何がジェーンに起こったか?』『ふるえて眠れ』など
少々お年を召してからの彼女しか知らなかったが、
この頃から少々激しい情念系の役をやっていたのだなあと感慨。

まあともかくフィリップがサリーを選んでほっとしましたよ。


そして、こうなると
モームを読まなきゃならんのかと思ったりもしたりして。


どうなんだろうか。



| 映画 | 00:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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以前買ってまだ観ていなかった、
ルイス・マイルストン『雨』を観る。

ジョン・クロフォード、ウォルター・ヒューストン主演。
淀長本で絶賛されていたので以前から観たいと思っていたら、
PD CLASSICの380円シリーズで出ていたので買ったもの。

画質はかなり良い方、字幕も少々やっつけ感はあるが問題なし。

内容はと言えばこれがホントに素晴らしい。

最初は、主人公サディの娼婦のような立ち居振る舞いを正そうとする
偽善的な牧師の振る舞いにイライラするのだが、
だんだんと頑だったサディが牧師の意に従い始め、
濃い化粧を落とし、誘惑をはねのけ、神に祈りを捧げる。
すると、観ているこちら側はもしやこの牧師には、
それだけの力があるのかもしれないと錯覚を起こす。

神について語るサディの目は夢遊病者のように虚ろだ。

キリスト教を信仰しない自分にはわからない、
聖職者の素晴らしさを映画を説く映画なのかもと思ったりもした。

いやいやしかし…。見事に作品は転がって行く。


牧師を演じるウォルター・ヒューストンの揺れる狂気が炸裂する、
テラスを彷徨するシーンはサスペンスフルで素晴らしい。

そしてほぼ全ての時間で降り続ける雨。
この雨の描写がまた繊細ながらも迫力に満ちている。
濡れた砂、泥だらけの靴。


まあとにかく、ひき込まれてしまった。


| 映画 | 07:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ファイナル・デッドコースター

ジェームズ・ウォン『ファイナル・デッドコースター』をDVDで。

デビッド・R・エリスの2作目をはさみ、
ジェームズ・ウォンが再度登板したシリーズ3作目。
2作目がかなり良かったのでどうかなと思っていたけれど、
1作目と同様、ほぼ高校生だけの青春な様相になっていて
違うかたちで楽しむことが出来た。

そして2作目はプロットの緻密さと
どこか突き抜けた派手な死に様でコメディに接近していたが、
今回は細かいことは気にせず残虐な死に様をしっかり映す、
という意味では正統なスプラッターホラーと言えるだろう。

あと主演が『デス・プルーフ』のチアガール姿でお馴染みの
メアリー・エリザベス・ウィンステッド。
ぽやっとした見た目が魅力的な彼女ですが、
この映画では色々やることがあって大忙し。
先が楽しみな方ではある。


ということで自分の中では
『ファイナルデスティネーション』シリーズは
なかなかの傑作シリーズとなりました。

| 映画 | 07:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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アバウト・アダム アダムにも秘密がある

ジェラルド・ステンブリッジ『アバウト・アダム アダムにも秘密がある』を観る。

謎の多い男アダムとある三姉妹のセックス交友録。

好きだったのはローラの章だけれど、
あざとさが鼻につくギリギリのところ。
全体的にも。

へえー、と思うがそれ以上のものはないかな。

イ・ビョンホンがやってたのはこれのリメイクだったのか。
へえー。



| 映画 | 08:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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デジャヴ

トニー・スコット『デジャヴ』を観る。

面白かった。劇場で観なかったことを後悔。
些末なことなど気にならぬほど面白かった。

舞台となるニューオリンズのリバーサイドの感じが
とてもいい。橋とか船とか。

時を繋ぐBeach Boys「Don't Worry Baby」に泣く。

良い映画。DVD欲しい。



| 映画 | 06:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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さようなら

7,8年は使用していたカメラ、
ソニーのDCR-TRV900が遂に逝ってしまわれた。

修理に出したところ基盤の交換が必要で、
修理費見積もり75000円の回答。

残念ながらお前にそこまでの投資はできないよ。

命あるもの皆死にゆく。
安らかに眠ってくれ。


しかしカメラがないと落ち着かないのは事実。

三年ローンぐらいで上位機種を買うのか、
それとも中古で適当なものを見繕うのか。

さてどうするか。


| それ以外 | 14:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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忍びの者

山本薩夫『忍びの者』を観る。

市川雷蔵主演、信長暗殺の使命を負いつつも
御大将である百地三太夫による謀略を知り、
忍者であることを自問する一人の下忍を描く。

アクションの描写はちょっと精彩に欠けるような印象だれど
全体的にしっかり作られているので楽しめます。


忍者についてのまめ知識も盛り込まれ勉強になった。



| 映画 | 10:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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あなたになら言える秘密のこと

イザベル・コイシェ『あなたになら言える秘密のこと』を観る。

もうほぼ憶えちゃいないが『 死ぬまでにしたい10のこと』
の印象が悪くなかった記憶があったので観てみた。

サラ・ポーリーの顔は
メリル・ストリープほど神経質すぎず、
ジュリアン・ムーアほど貧相でもなく、
リンジー・ローハンほどバカみたいじゃなく、
悪くない顔。(好きですけどね、リンジーとか)

そして今回良かったのはロケーション。
いったいどこが舞台だったのか最後までわからなかったけれど、
なかなか晴れ間ののぞかない海の最中の石油掘削場(?)が舞台。

なんだかちょっと、というカットも少なくなかったけれど、
別段に気にせず観れた。

海の冷たそうな空気と曇り空の光が良い。
逆に言えばその風景だけ2時間映されたものを
みるだけでも楽しめるかもしれない。

いや、でも良かったですよ、映画も。

| 映画 | 17:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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飛んでる蚊を片手で握りつぶすとしてやったりと思うけれど、

飛んでる蛾を片手で握りつぶすとなんだかいやな気分になる。

それはやっぱりあの粉のせいだろうか。


いや、別に、それだけ。

| それ以外 | 12:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ドミノ

『マイ・ボディガード』を観て以来二本連続で見逃していた
トニー・スコットのうち『ドミノ』を観る。

何とも表しがたい、霞のような、酔っぱらって見た夢のような映画。
まあただ集中力が足りないせいなのかもしれないけれど。

127分が長く感じるのは、その意外に真っ当で
クラッシックなスピーディな語り口のためか。

些事を2つ。
『デスプルーフ』でも出てきたラップダンスってのは、
男の膝(lap)の上で踊るダンスのことなんだね。
勉強になった。
あとセリフで出てくる『Night of The Living Dead』が
『死霊のはらわた』と訳されているのが気になった。
なんでだろ。


気分を落ち着かせるためさっきHMVから届いたPegi Youngを聴いてみる。
ふう。




| 映画 | 12:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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クレージーだよ奇想天外

続いて、坪島孝『クレージーだよ奇想天外』を観る。

こちらは『奇々怪々 俺は誰だ?!』に近い、
谷啓主演のちょっとしたSF風味をまぶしたコメディ。

この映画では植木等は二役だが、
そのままの姿での出演はワンシーンのみ、
しかも自分は総理大臣だと思い込んでいる精神病患者という役柄。
うーん、なんだろう面白い。

ラストはちょっとほろ苦で
うまくいかねえなあという感じ。
それがまたいい。




| 映画 | 09:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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クレージー作戦 くたばれ!無責任

坪島孝『クレージー作戦 くたばれ!無責任』を観る。

『奇々怪々 俺は誰だ?!』『鬼輪番』などの監督として、
ちょっと気になる映画を撮る人と認識していた
坪島孝監督によるクレージーキャッツ主演映画。

東宝サラリーマンものは好きだけれど
植木等の躁状態の無責任さがいまいち乗れず
無責任シリーズは何となく敬遠していたのだけれど、
この映画で植木は社内一無気力な男として登場し
興奮剤の入った「ハッスルコーラ」(ヤバくない?)という
新製品を飲んでいるときだけ躁状態でハッスルする設定なので、
すんなり入ることが出来た。

そしてなんだか端々に感じる坪島ワールド。
少々不思議な世界がクセになりそうだ。

| 映画 | 01:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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デッドコースター

また観てしまったデヴィッド・リチャード・エリス『デッドコースター』。

とにかく様々なあり得ない死に様が展開される、
死神によって行われるピタゴラ殺人ムービー。

わかっていても驚かされる、さらりとした残虐描写が楽しい。
ガラス落下篇とエアバック篇がお気に入り。

エレベーターで首ちょんぱはアルジェントを思い出す。
『トラウマ』だっけか?

そういえばトニー・トッドも出てた。



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トラック野郎 度胸一番星

五作目、鈴木則文『トラック野郎 度胸一番星』。

今回は初めて桃次郎の恋が実るんだが、
お相手の片平なぎさは濁流にのまれて死んでしまう。
残念、一番星。

ゲストは千葉ちゃんなんだけれどなんだかパッとしなかったなあ。

なんにしろ「トラック野郎」シリーズを見続けるのは楽しいんだが、
近くのツタヤにはここまでしかDVDがなく、
新宿へ行ってみても貸し出し中だったので
とりあえずここまでか。

あと五本、お楽しみはちょっとお預けだ。





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