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忘れないように書いておく

 

2007.10.09[火] 

以前買ってまだ観ていなかった、
ルイス・マイルストン『雨』を観る。

ジョン・クロフォード、ウォルター・ヒューストン主演。
淀長本で絶賛されていたので以前から観たいと思っていたら、
PD CLASSICの380円シリーズで出ていたので買ったもの。

画質はかなり良い方、字幕も少々やっつけ感はあるが問題なし。

内容はと言えばこれがホントに素晴らしい。

最初は、主人公サディの娼婦のような立ち居振る舞いを正そうとする
偽善的な牧師の振る舞いにイライラするのだが、
だんだんと頑だったサディが牧師の意に従い始め、
濃い化粧を落とし、誘惑をはねのけ、神に祈りを捧げる。
すると、観ているこちら側はもしやこの牧師には、
それだけの力があるのかもしれないと錯覚を起こす。

神について語るサディの目は夢遊病者のように虚ろだ。

キリスト教を信仰しない自分にはわからない、
聖職者の素晴らしさを映画を説く映画なのかもと思ったりもした。

いやいやしかし…。見事に作品は転がって行く。


牧師を演じるウォルター・ヒューストンの揺れる狂気が炸裂する、
テラスを彷徨するシーンはサスペンスフルで素晴らしい。

そしてほぼ全ての時間で降り続ける雨。
この雨の描写がまた繊細ながらも迫力に満ちている。
濡れた砂、泥だらけの靴。


まあとにかく、ひき込まれてしまった。


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