FC2ブログ

忘れないように書いておく

 

2007.07.17[火] チアガール VS テキサスコップ

ここのところ休みの日はいつも雨なので外に出るのがついつい億劫になって、結局家でDVDやらを見続けることになる。まあそういう時期なんだろう。

録画しておいたスティーヴン・ヘレク『チアガール VS テキサスコップ』を観る。基本的にチア映画は大好きなので以前から気にはなっていたのだけれど、タイトル(邦題)のあざとさが鼻につきなかなか観る気が起きなかった。今日はレコーダーのHDがいっぱいになってきているので消化しなければという別次元のモチベーションから観ることにした。

で観てみたところ、全く期待していなかったことも手伝ってか、かなり面白かった。
殺人事件の目撃者となったチアリーダー5人と彼女達の護衛をするため共同生活をすることとなった堅物のテキサスレンジャー。世代間の、そしてチアリーダーとレンジャーという職業(?)間のギャップを楽しむ、言ってみればベタなコメディ。しかし冒頭の分割画面で描かれるアクションに始まり、その演出は非常にスピーディでいて過不足がない。

そしてこの映画はしっかりとチアリーディングの本質にまで言及しているのも興味深い。

「サミュエル・L・ジャクソン、サンドラ・ブロック、キャメロン・ディアス、マドンナ、ハル・ベリー。そしてフランクリン・ルーズベルト、ロナルド・レーガン、ジョージ・W・ブッシュや我らがリック・ペリー(テキサス州知事)までみんなチアリーダーだったのよ」
「チアリーディングはポジティブ思考の権化」

これを聞いてなんだか妙に納得してしまった。
いままで見聞きして知っていることは、アメリカというところはどうも躁状態でいることを強いられる社会のようだということ。だから「ポジティブ思考の権化」であるチアリーダーは学校という社会のヒエラルキーにおいて上位に位置する事が約束されている。また前者のセリフからわかる通り、それはもはや歴史に根ざしたものでもある。

しかし強い陽差しの下には、濃い影が出来るもので、躁状態でいられないものは事の大小はあれ社会から弾かれてしまい、そこに深い闇が生まれる。
スラッシャー映画において、頻繁にチアリーダーが殺されるのもそのためだろう。

またなんでそんな事まで考えてしまったかと言ったらこの映画がタイトルにもある通りテキサスを舞台にしてるから。『悪魔のいけにえ』の舞台である事はもちろんブッシュ大統領親子の出身地であり、メキシコとの国境線を有するこの土地は、どうもアメリカの中にあって非常に異彩を放つ場所であるようだ。
映画的にも。

まあ、とにかくこの映画は傑作だったのでDVDを買おうと思いますよ。

スポンサーサイト

Comment






(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可

Trackback

http://sigh93.blog70.fc2.com/tb.php/38-31babb9c

この記事にトラックバック(FC2Blog User)

プロフィール

sigh

Author:sigh

twitter

last.fm

検索フォーム

広告

広告

カレンダー

07 | 2019/08 | 09
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

ブロとも申請フォーム

Copyright © sigh